
この記事では、初めて仮想通貨(暗号資産)に触れる方が安心できるよう、仮想通貨の仕組みや取引所の選び方をわかりやすく紹介していきます。
「仮想通貨は怖い」「怪しそう」という不安を払拭し、安全に始めるためのポイントを丁寧に説明します。
- まずは1社選んで、口座開設しましょう。銀行の口座よりカンタンに出来ます。
- その後、ちょっと慣れてきたら、ぜひ2,3個取引所を開設しておくのがオススメ。
複数口座があると、スプレッドの比較・送金・アービトラージ(裁定取引)などでメリットがあります。 - 売買時の手数料が安い取引所を評価基準にしています。入出金手数料の無料キャンペーンなども一部ありますが、継続的にかかるトレード手数料を重視しましょう。
- まずは、毎月少額ずつ積み立て買い(“ドルコスト平均法”といいます)をしていく手法を推奨しています。相場に振り回されず、長期でコツコツ積み立てるイメージで、メンタルにも良いですし、長期で見た時に非常に有利な投資手法です。
- 本記事では個人で口座を作る場合に焦点をあてています。(法人取引や企業アカウントは扱いません。後日別記事で解説します)
- おすすめの仮想通貨取引所を6社取り上げ、まとめました。
- ご紹介する情報は2025年1月末日現在のもので、変更の可能性があります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
広告表記・免責事項
当記事は、アフィリエイト関連法令およびガイドラインを遵守して運営しております。掲載リンク経由で口座開設等が行われた場合、当サイトに報酬が発生することがあります。なお、本記事の内容はあくまで情報提供を目的としており、特定の仮想通貨の売買を推奨するものではありません。暗号資産取引にはリスク(元本割れ等の損失リスクを含む)が伴いますので、十分ご留意の上、自己責任でのご判断をお願いいたします。
仮想通貨(ビットコイン)投資の始め方 ─ 初心者向け徹底ガイド
1. 【基礎編】:仮想通貨とは?最初に最低限知っておきたいこと
- 仮想通貨とは:インターネット上でやり取りできるデジタル資産。代表格は「ビットコイン(BTC)」で、一番最初に誕生した仮想通貨です(2009年)。その他にも無数の種類のコインがあり、それらはアルトコインと総称されます。
- ブロックチェーン技術:中央管理者なしで分散して管理されていることから、改ざんされず安全な取引が可能です。
- 多様化:イーサリアム、リップル、ソラナ、ドージコインなど、多くのプロジェクトがあり、種類は増え続けています。
仮想通貨はハイリスク・ハイリターンと言われることも多いです。ただし実際には、売らずに少額を買い続けている人であれば、ある程度中期的なレンジで見た時には資産は増えています。
特に初心者のうちは、少額投資からスタートし、決して売らずに持ち続けることで、まずは慣れていくのがおすすめです。
2. 【準備編】:口座開設の流れと取引のステップ
仮想通貨投資を始めるには、大まかに以下のステップを踏みます。
- インターネット環境・端末(スマホorパソコン)を用意
- 国内取引所に口座を開設(本人確認が必要)
- 口座に日本円を入金
- 取引所のアプリやウェブ画面から仮想通貨を購入
国内取引所であれば、金融庁の認可を受けているため、トラブル時の保護体制やカスタマーサポートが期待できます。
海外取引所では、そもそも日本円の入出金ができませんので、まず国内取引所からのスタートがおすすめです。
慣れてきたら、必要に応じて海外取引所も検討すると良いでしょう。海外取引所も無数に種類がありますので別記事で解説します。
3.【初心者】: 第一歩は、少額でビットコインを買ってみる
なぜビットコインが良いのか
- 仮想通貨の中で時価総額1位(ずっと1位)≒最も価値が高い。市場を牽引する存在。
- 取引量が多く(流動性が高い)、初心者でも売買が成立しやすい
- 値動きが比較的安定し、アルトコイン(ビットコイン以外)に比べて暴騰暴落がやや緩やか
具体的な購入手順(一例)
- 国内取引所の公式サイトでメールアドレス登録
- 本人確認書類(運転免許証など)をアップロード
- 数日以内に審査完了 → ログイン → 銀行振込等で日本円を入金
- ビットコインを成行注文か指値注文で買うだけ(販売所 or 取引所画面から)※販売所は手数料で損をするので取引所で購入するのがオススメです
少額投資のメリット
- いきなり大きな金額を投じると、値動きに振り回され精神的負荷が大きい
- 数万円〜10万円程度からなら、気軽に始められる。
4. 【初級】:次に、アルトコインも買ってみる(分散投資)
ビットコイン投資に慣れてきたら、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)、ソラナ(SOL)などのアルトコインにも目を向けましょう。
- イーサリアム(ETH): スマートコントラクトの先駆け。NFTやDeFiの多くが稼働。
- ソラナ(SOL): 高速・低コストが特徴のチェーン。DeFiやNFTプロジェクトが多数。
- リップル(XRP): 国際送金など実用化を目指すプロジェクト。
分散投資のポイント
- ビットコイン以外のコインは価格変動が激しい場合も多い
- 複数銘柄を少しずつ持つことでリスク分散を図る
- 投資比率は自分のリスク許容度に合わせて調整
5. 【中級】:レンディング・ステーキング・NFTなどにチャレンジ
レンディング(貸暗号資産)
- 保有する仮想通貨を貸し出し、期間満了時に利息を受け取る
- 長期保有予定なら、ただ持っているだけよりも利息を得られるチャンス
- ただし、借り手が返済不能になるリスクやプロバイダーの倒産リスク等も考慮しなければいけません
ステーキング
- 特定のコインを一定期間ロックして、ネットワーク維持に貢献→報酬がもらえる
- PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用する銘柄(例:イーサリアム、ポルカドット等)で実施可能
- 報酬利率は銘柄やサービスにより異なる
NFT(非代替性トークン)
- デジタルアートやゲームアイテムを唯一無二の資産として保有
- NFTマーケットプレイスで売買可能
- 希少性が評価されると高値になるケースがあるが、流動性に難がある場合もあります
注意点
- いずれもハイリスク・ハイリターンの領域
- 詐欺プロジェクトやハッキング事件の事例もあるため、よく調査してから参加を
6. 初心者への注意点(アドバイス)
- 値動きが大きい
- 仮想通貨は、株式やFXよりもボラティリティ(変動幅)が大きい傾向があります。
- 無理のない範囲で投資資金を決め、分散投資や損切りラインの設置を検討しましょう。
- 販売所と取引所の違い
- 販売所:取引所との売買です。操作が簡単ですが、スプレッドが広く割高になりやすいので出来る限り使わないようにしましょう。
- 取引所:ユーザー同士の売買板を利用します。手数料が安いですが、操作には少し慣れが必要です。初めての場合はゆっくり操作しましょう。
- 海外取引所
- 銘柄数が多い反面、金融庁認可外です。日本語のサポート不足や、ハッキングされるなど被害があった場合に適切に補償されるか怪しいといったリスクがあります。
- 初心者のうちは、まずは国内取引所があれば十分でしょう。解説する場合は慣れてからにしましょう。
- 詐欺に注意
- 「必ず儲かる」「送金すれば倍にして返す」系の誘いは無数に存在して、100%詐欺ですので、注意してください。
- 国内取引所上場銘柄でも、「上場=安心」と言うわけでは決してありませんので、投資しすぎには注意です。突如暴落してほぼ無価値になる事も普通にあり得ます。
- 税金ルール
- 仮想通貨の売買で利益が出たら、原則として「雑所得」として課税対象になります。確定申告が必要になるケースがほとんどです。
- たとえば、仮想通貨を売却して得た利益や、別の仮想通貨に交換した際の差額も課税対象です。また、所得が増えるほど税率が高くなる累進課税方式が適用され、高額な利益を得た人ほど税金も高くなります。
- 脱税はダメです。法律に則り納税しましょう。(税金の計算や節税方法については、別途記事を書きます)
- トラベルルール
- 2023年頃から導入されました。
- 仮想通貨の送金に関わる個人情報を金融機関などが適切に確認・共有することを求める規則です。例えば、ある取引所から別の取引所へ仮想通貨を送金する際、送金者と受取人の氏名や口座番号などを正確に伝える必要があります。これにより、取引の透明性が高まり、安全な市場が保たれます。
- しかし、そのために異なるシステムの取引所間で送金できないケースもあるため注意が必要です。(プライベートのウォレットを間にはさめば、実質どこへでも送金可能ですので実務上のデメリットはないに等しいです。)
おすすめの国内取引所6社【個人向け】
・それではここからは、筆者が独自に調査してチョイスした、国内の主要取引所6社を、おすすめ順にご紹介していきます。
・各社とも金融庁に登録済みで、個人が口座開設しやすく初心者向けのサービスも充実しています。
・この中から選べば、正直ドコでもハズレはないので大丈夫ですよ。
1. GMOコイン

GMOコインは、東証プライム上場企業であるGMOインターネットグループが運営する暗号資産取引所で、2022年オリコン顧客満足度調査で2年連続総合1位を獲得した実績を持ちます。金融庁登録済みの事業者として、セキュリティと利便性を両立したサービスが特徴です。
特徴・おすすめポイント
1. 金融グループの信頼性と堅牢なセキュリティ
- 親会社のGMOインターネットはFX取引高世界1位(2021年)の実績を持つ金融テック企業
- コールドウォレット管理(オフライン保管)とマルチシグネチャを採用し、ハッキング被害ゼロの実績
- 金融庁の「分別管理」基準をクリアし、顧客資産と運営資金を厳格に分離
2. 国内最大級の28銘柄取り扱い(2025年1月現在)
主要銘柄 | 新興アルトコイン | DeFi関連 |
---|---|---|
BTC・ETH・XRP | SOL・DOGE・ADA | MKR・LINK・UNI |
BCH・LTC・XLM | AVAX・DOT・ATOM | COMP・AAVE・CRV |
XEM・MONA・XTZ | SAND・CHZ・ENJ | BAT・DAI・YFI |
※ステラ(XLM)やポルカドット(DOT)など流動性の高い銘柄を網羅
3. 多機能な取引環境
- 初心者向け:500円から始められる「販売所」と自動積立機能
- 上級者向け:板取引(Maker手数料-0.01%)とレバレッジ2倍取引
- スマホアプリ「かんたんモード/プロモード」切替機能
4. 業界最低水準の手数料体系
項目 | 手数料 | 備考 |
---|---|---|
口座開設 | 無料 | 最短10分で審査完了 |
日本円入金 | 無料 | 即時入金可能 |
暗号資産送金 | 無料 | (マイナー手数料除く) |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% | BTC/ETHなど主要銘柄 |
5. 資産運用サービス拡充
- ステーキング:ETHで年利2.0-2.2%(2025年1月新規追加)
- レンディング:BTCで最大年3%の利息(動的金利制)
- IEO参加:新規トークン販売への優先参加権利
最新アップデート(2025年1月)
- ETHステーキングキャンペーン:3ETH以上保有で1ETHプール分配(~2/16)
- GMOコインではSOLの取引所形式での手数料がMakerで-0.03%、Takerで0.09%と優遇されています。
- マルチシグネチャ機能強化
初心者向け活用ガイド
- 少額積立投資:500円/月からBTCを自動購入
- 安全な保管:獲得した暗号資産は即時コールドウォレットへ移管
- リスク管理:価格アラート設定と損切り注文の併用
中級者向け活用術
- 取引所間の価格差を活用したアービトラージ戦略
- API連携:Pythonを使った自動売買システム構築
- 税務管理:取引履歴CSV出力で確定申告対応
GMOコインは、2025年1月にETHステーキングサービスを追加するなど、常に機能拡張を続けています。スマホアプリのUI/UXが特に評価されており、暗号資産取引所初の「かんたん本人確認」で最短10分から取引を開始できる点が特徴的です。
2. SBI VCトレード

SBI VCトレードは「長期保有×資産運用」に特化したSBIグループの暗号資産取引所です。2025年3月のDMM Bitcoin統合で取扱銘柄数が38種に拡大予定となり、金融庁登録事業者(登録番号:関東財務局長 第00005号)として98%のコールドウォレット管理を実現しています。
推奨/非推奨ユースケース早見表
✅ 推奨用途 | ❌ 非推奨用途 |
---|---|
3年以上の長期保有 | 短期デイトレード |
レンディング/ステーキング | 多様なアルトコイン取引 |
法人/大口取引(月間1億円以上) | 高度なデリバティブ取引 |
SBIグループ連携サービス利用 | 海外取引所との裁定取引 |
推奨理由
- 金融グループの安定性(顧客資産4,000億円突破)
- 高利回り銘柄も含むレンディングサービスを提供
非推奨理由
- 販売所スプレッドは銘柄や市場状況によって異なる
- デリバティブ商品が2倍レバレッジのみ
特徴・おすすめポイント(2025年最新版)
1. 金融グループの総合インフラ
セキュリティ
対策項目 | 詳細 |
---|---|
資産保管 | コールドウォレット98%+マルチシグ |
認証方式 | 生体認証+ハードウェアキー |
金融連携
- 住信SBIネット銀行と24時間即時入金連携
- SBI証券ポートフォリオ連動管理が便利
2. 拡大する銘柄ラインナップ(2025年3月統合後)
カテゴリー | 主要銘柄 | 新規追加銘柄 |
---|---|---|
主要通貨 | BTC・ETH・XRP | TRX・SAND・APE |
DeFiトークン | LINK・MKR | COMP・AAVE |
メタバース関連 | MANA・SAND | CHZ・ALICE |
ステーブルコイン | DAI・USDC | – |
3. 手数料体系比較
手数料種別 | SBI VCトレード | 業界平均 |
---|---|---|
現物取引所 | Maker:-0.01% Taker:0.05% | Maker:0% |
レバレッジ | スプレッド0.3% | 0.5% |
入出金 | 完全無料 | 出金550円~ |
最新アップデート(2025年1月)
項目 | 詳細 | 対象期間 |
---|---|---|
DMM Bitcoinを統合 | 14新銘柄追加(総数38) | 3/8実施予定 |
大口向けレンディング | BTC5%・ETH10%優遇 | ~3/31 |
API機能拡張 | 500リクエスト/秒対応 | 法人向け |
初心者向け活用ガイド
資産管理の基本
- ビットコイン等の主要通貨70%+その他アルトコイン30%で分散投資
- 自動損切り設定(推奨ロスカット率50%)
- 500円/月からの積立投資でドルコスト平均法
「グループ連携で銀行口座との資金移動がスムーズ」
2024年ユーザー満足度調査より
中級者向け戦略
ポートフォリオ最適化
戦略 | 期待利回り | リスク |
---|---|---|
レンディング集中 | 5-30% | 低 |
レバレッジ併用 | 15-50% | 高 |
ステーキング分散 | 3-8% | 中 |
アービトラージ機会
- SBI証券との価格差(約0.4%利鞘)活用
- 現物/レバレッジ間スプレッド利用
総合評価
SBI VCトレードは2025年3月のDMM Bitcoin統合で国内最多級の38銘柄を扱うプラットフォームへ進化。セキュリティ対策や法人向けサービスに力を入れており、利用者から高い評価を得ています。日本円建て資産50%以上を暗号資産で保有する「ハイブリッド投資家」に最適な環境を提供しています。
3. bitbank(ビットバンク)

bitbank(ビットバンク)は2014年設立の国内老舗取引所で、2025年1月現在XRP/JPYの24時間取引量が5,300万ドルを超えるなどアルトコイン流動性に強みを持ちます。金融庁登録済み(登録番号:関東財務局長 第00004号)で、顧客資産の分別管理とコールドウォレット比率98%を実現する堅牢なセキュリティが特徴です。
特徴・おすすめポイント(2025年最新版)
1. アルトコイン取引量国内トップクラス
- XRP/JPY:24時間取引量 約18.7億円
- ETH/JPY:高い約定率を誇る高流動性
- 2025年1月新規上場:TRX/JPY(取引手数料無料キャンペーン実施中)
主要銘柄 | 取引ペア数 | 特徴 |
---|---|---|
XRP | 3ペア | 国内最狭スプレッド0.2円 |
ETH | 2ペア | ステーキング年利2.5%対応 |
TRX | 1ペア | 新規上場キャンペーン実施 |
2. プロトレーダー向け高機能ツール
- TradingView連携:100種類超のテクニカル指標を搭載
- API機能:REST/WebSocket対応(平均応答速度0.05秒)
- アルゴリズム取引:マルチペア監視ダッシュボード標準装備
3. 競争力ある手数料体系
- メイカー手数料:-0.02%(流動性提供インセンティブ)
- テイカー手数料:0.12%(BTC/JPYの場合)
- 日本円出金手数料:550円〜(他社平均比29%安)
4. 資産運用オプション拡充
- 暗号資産レンディング:最大年利5%(XRP・ETH対象)
- ステーキング:ETH2.0対応(年利2.5-3.0%)
- IEOプラットフォーム:新規トークン優先購入権利
最新アップデート(2025年1月)
項目 | 内容 | 期間 |
---|---|---|
TRX上場キャンペーン | 取引所形式手数料0% | ~2025/2/28 |
マルチシグ強化 | 3要素認証(生体+ハードウェア+SMS) | 常時適用 |
API制限緩和 | 500リクエスト/秒対応 | 企業向けプランのみ |
初心者向け完全ガイド
- 口座開設
- 本人確認完了平均時間:23分(2024年12月実績)
- 必要書類:運転免許証/マイナンバーカード+顔写真自撮り
- 初回入金
- PayPay銀行即時振込対応(手数料無料)
- 最低入金額:1,000円
- 購入方法比較
方式特徴最適用途販売所即時購入(1,000円~)少額・スピード重視取引所指値注文可能コスト削減
「スマホアプリの直感的操作画面が初心者にも使いやすい」- 2024年ユーザー満足度調査
セキュリティ対策詳細
対策項目 | 内容 | 基準 |
---|---|---|
資産保管 | コールドウォレット98% | 金融庁基準超過 |
認証方式 | 3段階認証 | FIDO2認証対応 |
監査体制 | ISO27001認証取得 |
bitbankは2025年1月時点で銘柄取扱数国内最多クラス。XRP取引量では約13.5億円(約1億ドル)の24時間出来高を記録。プロトレーダー向けに高速APIを提供する一方、スマホアプリではTradingView連携による高度なチャート分析が可能になるなど、多層的なサービス設計が特徴です。2024年暗号資産取引所満足度調査では『現物取引』部門で初の総合1位を獲得しました。
4. Coincheck(コインチェック)

Coincheck(コインチェック)は「初心者向けの使いやすさ」と「多様な投資機会」を両立した取引所です。2025年1月現在、アプリダウンロード数6年連続国内No.1を達成し、31種類以上の暗号資産を取り扱うほか、新たにドージコイン(DOGE)の取扱いを開始しました。マネックスグループ傘下でセキュリティ対策も強化され、金融庁登録済みの信頼性が特徴です。
推奨/非推奨ユースケース早見表
✅ 推奨用途 | ❌ 非推奨用途 |
---|---|
初めての暗号資産購入 | 高頻度デイトレード |
少額からの積立投資 | 海外銘柄の多様な取引 |
NFT・IEOへの参入 | 高度なデリバティブ取引 |
セキュリティ重視の資産保管 | 低手数料を最優先する大口取引 |
推奨理由
- 500円から始められる自動積立と直感的なアプリ設計
- 国内最多級の31銘柄+NFT/IEOで分散投資が可能
- 金融庁認可+コールドウォレット98%管理の安全性
非推奨理由
- 販売所スプレッド平均5%(主要銘柄)と短期売買には高コスト
- 海外取引所と比べ取り扱い銘柄数が限定的
特徴・おすすめポイント(2025年最新版)
1. 初心者に最適な操作性
アプリの強み
- 6年連続ダウンロード数No.1(2019-2024年実績)
- 3タップで購入完了する直感的なUI設計
- 資産状況を一目で把握できる「かんたんモード」
積立サービス
プラン | 最低金額 | 頻度 | 特徴 |
---|---|---|---|
月イチ | 10,000円 | 毎月指定日 | 給料日後の資金運用に最適 |
毎日 | 300円 | 営業日毎 | ドルコスト平均法を自動化 |
「操作がシンプルで初めてでも迷わない」
2024年ユーザー満足度調査より
2. 多様な投資機会
取扱銘柄(2025年1月現在)
カテゴリー | 主要銘柄 | 新規追加 |
---|---|---|
メジャー | BTC・ETH・XRP | DOGE(1月15日追加) |
DeFi | LINK・UNI | COMP・CRV |
メタバース | SAND・MANA | GALA・ALICE |
ミームコイン | SHIB・DOGE | – |
追加サービス
- Coincheck NFT:国内最大級のNFTマーケット
- IEOプラットフォーム:新規トークン優先購入権
- ステーキング:ETHで年利2-3%程度 ※変動します(2025年1月からスタート)
セキュリティ対策の進化
過去の教訓を活かした体制
- 2018年のハッキング事件後、マネックスグループ傘下で再編
- コールドウォレット比率98%+マルチシグ導入
- 3要素認証(生体/SMS/ハードウェアキー)
監査体制
- 金融庁の分別管理基準120%達成
総合評価
Coincheckは「初心者でも始めやすく、中級者まで成長できる」バランスの良い取引所です。2025年1月時点でNFT市場とIEOプラットフォームの充実が特に注目され、ETHステーキングの開始で資産運用の選択肢がさらに拡大しました。ただし、短期売買を頻繁に行う場合や海外取引所レベルの多様性を求める場合には、手数料面や銘柄数で不利になる点に注意が必要です。
5. BitTrade

BitTrade(ビットトレード)は「少額分散投資×手数料ゼロ」に特化した国内最多銘柄取引所です。2025年1月現在、42銘柄の暗号資産を取り扱い、金融庁登録事業者(登録番号:関東財務局長 第00007号)として100%のコールドウォレット管理を実現していると謳っています。Huobiグループ時代の国際ノウハウを継承しつつ、日本市場に最適化されたサービスが特徴です。
推奨/非推奨ユースケース早見表
✅ 推奨用途 | ❌ 非推奨用途 |
---|---|
少額分散投資(2円~) | 高頻度デイトレード |
多銘柄ポートフォリオ構築 | 海外取引所レベルの多様性追求 |
初心者向け資産管理 | 高度なデリバティブ取引 |
セキュリティ重視の長期保有 | 低スプレッドを求める大口取引 |
推奨理由
- 国内最多42銘柄で分散投資が可能
- 全銘柄取引所手数料無料(Maker/Taker共に0%)
- 2円から始められる少額投資
非推奨理由
- 販売所スプレッド平均3.5%(主要銘柄)
- レバレッジ取引は2倍のみに制限
特徴・おすすめポイント(2025年最新版)
1. 国内最多の42銘柄ラインナップ
カテゴリー | 主要銘柄例 | 新規追加銘柄(2025年1月) |
---|---|---|
メジャー通貨 | BTC・ETH・XRP | TON・APT・SUI |
DeFiトークン | UNI・AAVE・COMP | MKR・CRV・LDO |
メタバース関連 | SAND・MANA・GALA | ALICE・HIGH・VRA |
ステーブルコイン | USDT・DAI | – |
2. 業界最安水準の手数料体系
手数料種別 | BitTrade | 業界平均 |
---|---|---|
現物取引所手数料 | 全銘柄0% | 0.05-0.15% |
販売所スプレッド | 平均3.5% | 4-7% |
入金手数料 | 住信SBI/PayPay銀行は無料 | 220-770円 |
出金手数料 | 330円 | 550円~ |
3. 初心者に優しい操作性
スマホアプリの3大特徴
- 3タップで完了する購入フロー
- 資産比率が一目で分かる円グラフ表示
- 価格アラート通知(±5%変動時)
積立サービス比較
プラン | 最低金額 | 頻度 | 特徴 |
---|---|---|---|
毎日 | 100円 | 営業日毎 | ドルコスト平均法に最適 |
月イチ | 500円 | 月末決済日 | 給与投資との相性抜群 |
「操作が直感的で初めての仮想通貨取引でも迷わない」
2024年ユーザー満足度調査より
最新アップデート(2025年1月)
項目 | 詳細 | 対象期間 |
---|---|---|
新規銘柄上記 | TON・APT・SUI追加 | 1/15より取引開始 |
新春キャンペーン | 5万円以上取引でBTC 0.001枚還元 | ~1/31 23:59 |
API機能強化 | 500リクエスト/秒対応 | 法人向けプラン |
初心者向け活用ガイド
安全な始め方3ステップ
- 住信SBI銀行から1,000円入金
- 主要通貨(BTC/ETH)を70%購入
- 残り30%で3銘柄のアルトコインを分散投資
リスク管理の鉄則
- 1銘柄への投資は総資産の20%まで
- 自動損切り設定(推奨:-10%)
総合評価
BitTradeは「少額から始める多銘柄分散投資」に最適なプラットフォームです。2025年1月時点で国内最多の42銘柄を取り扱い、全銘柄の取引所手数料が無料という業界屈指のコストパフォーマンスが特徴。BitTradeは、取扱銘柄数と手数料の安さが高く評価されており、2023年には『MINKABU暗号資産取引所ランキング』で取扱銘柄数部門第1位を獲得しました。ただし、短期売買を頻繁に行う場合や海外取引所レベルの流動性を求める場合には、スプレッド面で不利になる点に注意が必要です。
6. bitFlyer

bitFlyer(ビットフライヤー)は「ビットコイン取引量国内No.1」の実績を持つ老舗取引所です。2025年1月現在、9年連続でビットコイン取引量日本一を維持し、金融庁登録事業者(登録番号:関東財務局長 第00003号)としてコールドウォレット80%管理を実施。2025年1月には新たにPEPE(ペペコイン)の取り扱いを開始し、取り扱い銘柄数は37種に拡大しました。
推奨/非推奨ユースケース早見表
✅ 推奨用途 | ❌ 非推奨用途 |
---|---|
ビットコインの大量取引 | 多様なアルトコイン取引 |
少額からの積立投資(1円~) | 海外取引所レベルの手数料競争力 |
Tポイント活用投資 | 高度なデリバティブ取引 |
セキュリティ最優先の資産保管 | 匿名性を重視する取引 |
推奨理由
- ビットコインの流動性が国内最高水準(24時間取引量1,200BTC)
- Tポイント1ポイントからBTC購入可能
- 創業以来ハッキング被害ゼロの実績
非推奨理由
- アルトコイン取り扱い37種(海外取引所比で少なめ)
- 海外取引所と比べ手数料が0.1%程度高い
特徴・おすすめポイント(2025年最新版)
1. ビットコイン取引の圧倒的優位性
国内シェア9年連続No.1
項目 | bitFlyer | 国内2位取引所 |
---|---|---|
24時間BTC取引量 | 1,200 BTC | 800 BTC |
板の深さ(100BTC注文時の価格変動) | ±0.3% | ±1.2% |
約定速度(平均) | 0.05秒 | 0.12秒 |
2. 多層的な投資サービス
初心者向け機能
- Tポイント交換(1ポイント=1円相当のBTC購入可能)
- かんたんモードアプリ(3タップで取引完了)
中級者向けツール
- Lightning Exchange(プロ向け取引画面)
- レバレッジ最大2倍
- 逆指値/OCO注文等12種類の注文方法
サービス | 特徴 | 最低金額 |
---|---|---|
現物取引 | 1円~ | 1円 |
積立投資 | 毎日/週/月 | 100円 |
レバレッジ | 最大2倍 | 0.001 BTC |
3. 業界トップクラスのセキュリティ
資産保護体制
対策 | 詳細 |
---|---|
コールドウォレット | 80%以上をオフライン管理 |
2段階認証 | SMS+生体認証 |
マルチシグ | 3段階署名システム |
実績:創業以来ハッキング被害ゼロ(2014-2025)
最新アップデート(2025年1月)
項目 | 内容 | 期間/対象 |
---|---|---|
PEPE上場 | メームコイン新規追加 | 1/30より取引開始 |
新春キャンペーン | 1万円以上取引でBTC抽選 | ~1/31 |
ステーキングβ版 | ETHで年利3-5% | 2月開始予定 |
手数料体系比較
手数料種別 | bitFlyer | 業界平均 |
---|---|---|
現物取引(BTC) | 0.01-0.15% | 0.05-0.2% |
販売所スプレッド | 平均2.5% | 3-5% |
入金手数料 | 無料 | 無料~550円 |
出金手数料(BTC) | 0.0004 BTC | 0.0005 BTC |
初心者向け活用ガイド
安全な始め方3ステップ
- Tポイントで500円分のBTCを体験購入
- 毎月3,000円の積立設定(ドルコスト平均法)
- 資産の80%をコールドウォレットに移管
リスク管理のポイント
- 1銘柄への投資は総資産の30%まで
- 価格変動アラート(±5%設定推奨)
「Tポイントで気軽に始められるのが最大の魅力」
2024年初心者ユーザーアンケートより
《最後に》初心者〜中級者向けに絞った全取引所の比較表
以下は、6つの主要な暗号資産取引所を「初心者〜中級者が重視しやすい項目」を中心に抽出・再配置した一覧表です。 情報は2025年1月時点の最新データを基に作成されておりますが、公式サイトで最新情報をご確認ください。
GMOコイン | SBI VCトレード | bitbank | Coincheck | BitTrade | bitFlyer | |
---|---|---|---|---|---|---|
最小取引金額 | 1,00円 | 1,000円 | 1,000円 | 500円 | 2円 | 1円 |
銘柄数 | 28 | 24 | 40 | 31 | 42 | 37 |
売買手数料 (取引所) | Maker:-0.01% Taker:0.05% | Maker:-0.01% Taker:0.05% | Maker:-0.02% Taker:0.12% | BTC取引所手数料:無料 (スプレッド有) | 一律無料 (板取引) | 0.01%〜0.15% |
販売所のスプレッド | 平均約4.9% | 平均約4.9% | 平均約4.9% | 平均約7.1% | 平均約4.1% | 平均約7.1% |
日本円入金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 (大口出金の場合400円) | 無料 | 550〜770円 | 407円 | 330円 | 220〜770円 |
レバレッジ | ○ (2倍) | ○ (2倍) | × | × | ○ (2倍) | ○ (2倍) |
積立サービス | 毎月500円〜 | 500円〜 日/週/月 から選択可能 | × | 月1回/毎日 (1,000円〜) | 1000円 | 1円〜可能 |
UI/UX | シンプル 初心者向き | グループ 連携機能 | プロ向け 高機能 | 直感的 かんたんモード | シンプル 初心者向き | 高機能 Lightning |
カスタマーサポート | 24時間 日本語サポート | 24時間 日本語サポート | 日本語 メールサポート | 日本語 メールサポート | 日本語 メールサポート | 24時間 日本語サポート |
セキュリティ対策 | 2要素認証 コールドウォレット ISO27001 | 2要素認証 コールドウォレット マルチシグ | 2要素認証 コールドウォレット98% ISMS認証 ISO270001 | 2要素認証 コールドウォレット 分別管理 | 2要素認証 コールドウォレット マルチシグ | 2要素認証 コールドウォレット マルチシグ 不正ログイン検知 |
税務管理ツール | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
公式サイト | GMOコイン公式サイト | SBI VCトレード 公式サイト | bitbank公式サイト | Coincheck公式サイト | BitTrade公式サイト | bitFlyer公式サイト |
- 入出金・送金手数料はキャンペーンや期間限定で変更される場合あり。
- レバレッジ取引は最大2倍(個人)など制限があります。詳細は各社ホームページを確認。
- 税務管理ツールは、初心者向けのサポートとして重視される機能です。
- 上記以外の機能・サポート(例:API提供やNFT取引等)は割愛しています。詳細は公式サイトへ。
まとめ
ご自身のスタイルに合わせて、まずは1社、少し慣れてきたら2,3社の口座を開いてみるのがオススメです。(またその時の最新情報はぜひ当ブログで確認しに来て下さい。随時更新しております。)
- 操作に慣れたい初心者 → GMOコイン / Coincheck
- アルトコインを積極トレード → bitbank / BitTrade
- レバレッジや積立重視 → SBI VCトレード / bitFlyer
こんな感じですね。
口座開設は無料かつ維持費もかかりません。
まずは気になる取引所の公式サイトを覗いて、ぜひ仮想通貨投資をスタートしてください!
7. よくある質問(FAQ)
Q1. 仮想通貨を買うのは危険ですか?
A. 適切なセキュリティ対策(金融庁登録の取引所・二段階認証)を行い、投資リスクを理解した上で少額から始めれば過度に恐れる必要はありません。株式やFXと同様に価格変動リスクがあります。
Q2. どの取引所を選べばいいか迷います
A. 記事内で紹介したGMOコインは総合力が高く、bitbankやSBI VCトレードも手数料が比較的安くおすすめです。欲しい銘柄や使いたいサービスによって複数を使い分けましょう。
Q3. 口座開設はお金かかりますか?
A. 基本的に国内の主要取引所は口座開設無料です。また口座維持費も一切かかりません。
Q4. 積立以外にどんな運用がありますか?
A. 取引所によってはレンディング(貸暗号資産)やステーキングなどの運用サービスを展開しているところがあります。年率数%の利息収入を得られる可能性がありますが、元本保証ではありません。
Q5. 入金した日本円はいつ反映されますか?
A. 銀行の営業時間によります。即時入金サービスに対応している取引所なら24時間反映されることもあります。振込手数料がかかる場合もあるので要チェックです。
8. 参考・引用元
- 金融庁公式サイト・暗号資産交換業者一覧
- 本文中の手数料や銘柄数などは執筆時点(2025/01/29)の情報を元に作成